瞑想状態を実感する
次の記事で呼吸量を上げる方法を書くはずだったが、ふと、瞑想のことについて記事を
書きたくなったので、また瞑想のことを書く。
瞑想状態とは、脳波の状態で言えば、シータ波以下(8hz以下)の状態であるのだが
毎回、脳波測定器を使って瞑想するのも面倒くさいし、通勤途中の電車の中とか
会社の休憩室とかで、妙なものを頭につけてる姿を人に見られたくないと思うので
瞑想状態だと実感できるのは、具体的にどういう感じなのかってのを教える。
まず、意識状態が低下してくると、自分の意思とは無関係に、過去の楽しかった思い出とか妄想とかが湧き出てくる。面白かったアニメや映画やゲームの記憶、思い出、友人や恋人との思い出など、とにかく感情を感じたがるのが脳の特徴なのだ。
なので、最初のうちはどんなに頑張っても、この脳の暴走は止められない。
それでも続けていくうちに、あるとき、「無我の境地」みたいな状態になることが
ある。これは、「あ、俺、今、無我だわ」ってマジで感じる。
いや、それ思ってる時点で無我じゃねえじゃんというツッコミが入りそうだが
「あ、俺、今、無我だわ」ってのを言語化、音声化してるんじゃなく、感じるだけって
いう状態。「・・・・・・(あ、俺、無我だわ)」言葉としては出てこない、左脳の
機能はほぼ停止しているので、言葉ではなく、「あ、俺、無我だわ」って「感じ」
あくまで、「感じ」である。
人間てのは、生まれ落ちた瞬間から、言葉を強制的に覚えさせられるので、意図的に
言葉を忘れることはできないんですよ。自動的に言葉が脳内に沸いてくる。
それを、言葉を忘れる状態、言ってみれば、脳から一時的にアンインストールした状態ですね、その状態が「無我の境地」みたいなもんです。
この状態になると意外と面白いので、「あはっ、面白れーw」とか心の言葉が出ちゃうので、「あ、しまった・・」とまた思うのだが、これも繰り返してるうちに、ずっと
「・・・・・・・」の状態になれるので、続けていくことだ。
で、前にも言ったが、なんか俺スピリチュアル的なことをやってます、みたいな単なる自己満足というか、雰囲気を楽しむもんじゃなく、実際に効果を実感して続けてもらいたいと思う。