超健康体を目指す仙道修行者のブログ

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潜在意識を操作する

過去記事でも何度か潜在意識を操作する方法について何度か触れてきた。

潜在意識について正しく理解している人間は、おそらくほとんどいないと思われる。

脳科学者であろうが心理学者であろうが哲学者であろうが、オカルティストであろうがスピリチュアリストであろうが、誰も正しく理解してないのである。

潜在意識を操作して変えれば、全ての望みがかなう。そこには制限はない。

だから精神の未熟な人間に、この技法を教えるのは子供に拳銃を持たせるより危険なことである。なのですべてを明らかにはしない。散りばめられた正解のピースを自力で集める以外にないと考えてほしい。

とはいうものの、多少は答えの一端を示しておこうかと思う。

潜在意識を変えるためには、アファメーションが効果的だとか、願望を紙に書きだすのがいいとか、いろいろ言われているが、これで人生変わったという人がほぼいない。

潜在意識とは何か、もやっとしか理解してないから変わらないのだ。地球儀や世界地図を手にして街中を歩くようなものだ。決して目的地にたどり着くことはできない。

まず、潜在意識とは右脳および大脳旧皮質の神経回路ネットワークに構築されている、と俺は定義している。

つまり脳の古い部分、根幹の部分を言っている。たとえば我々は、自分の意思で心臓を止めたりすることはできない、さらに自分の意思で体温を調整したり、胃を動かしたり、息を吸ったり吐いたりしているわけでもない。そういう自動的に動いている部分、また心の反応などが潜在意識が担当しているのだ。パターン化された行動もまた、浅いレベルでの潜在意識が担っている(毎日、顔を洗い歯を磨く、会社に行く、あいさつをするなど)

幼児期の脳は、実は右脳しか機能していない。左脳的機能は後で徐々に獲得していくものなのだ。子供は、最初のころは言語は「音」として認識して、文字は「絵」として認識している。イメージ、感覚は右脳が司っている。自我は左脳が司っているので、自我の目覚めというのは、左脳的機能が覚醒し始めたということだ。右脳、潜在意識は現実世界と仮想世界の区別がつかない。さらに、過去、現在、未来の区別がない、そして自分と他人の区別がない、と言われる。

たとえば幼稚園児ぐらいまでだと、かくれんぼの時、隠れずにその場にしゃがみこんで目を両手でおおって隠れた気になってる子供がいたりする。これは自我の形成がまだなされていないので、自分が見えないのだから、鬼も見えない、だろうと考えているのだ。さらに現実と空想の区別もつかないため、友達の弁当から唐揚げを盗み食いしても、これは友達が僕にくれたんだ!と嘘をつく。これは、友達が自分にから揚げをくれたらいいなあ、という願望が、そのまま現実のものと脳が理解してしまったためであり本人に悪気はないのだ。そして、我々も子供のころの脳の機能はそのまま奥に押し込まれているので、映画や漫画やゲームを、仮想の世界だと百も承知で楽しむことができるのである。

さて、ここまで潜在意識と脳の関係性を解説してきた。なんとなく聞いたことがあることばかりかもしれない。それでは巷で噂されている、潜在意識は否定形を理解しない、というのは本当か、これを考えてみよう。

結論を言うと、否定形をちゃんと否定形で理解する。というのが俺の見解だ。

その言葉に、どちらがより感情をより動かされるか、で考えてみほしい。

なぜなら言葉そのものをやりとりしているわけではなく、言葉にぶらさがったイメージと感覚をやりとりしているからだ。なので、「絶対に負けない!」「絶対に勝つ!」ならどちらがより感情に訴えかけるか、自分で感じてみてほしい。個人的には「絶対に負けない!」のほうが感情により響くワードだ。「絶対に勝つ!」だと肯定系ではあるのだが、何か踏ん張りがきかないというか、そもそもあまり「絶対に勝つ!」と言葉に出すことも、心に思うこともないので感情に訴えかけるパワーが弱い。負けない、だと引き分けでもいいというニュアンスがあるので、あまり力まないというか、無駄なプレッシャーがかからない気がするのだ。まあごちゃごちゃ理屈で考えるより、本人がより気持ちに訴えかけるワードだなと感じる方をチョイスするのがお勧めだ。

さて、長くなったので続きは次回に書くとする。