絶対に精を漏らすな！　仙道の初歩「築基補漏」 - 超健康体を目指す仙道修行者のブログ

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仙道（気功）をやるのは主に男だと思うが、男の場合、主に下半身から気が漏れる。

仙道の初歩で「築基補漏（ちくきほろう）」というのがあるが、漏れるを補う、つまり

どこかから何かが漏れているから気が溜まらない、ってことです。

ちなみに築基ってのは、栄養の吸収しやすい体にするとか、疲れにくい体にするとかそういう感じのことです。

で、どこから何が漏れるか・・・下半身からと言いました、糞や小便ではありません。

もう言わなくてもわかりますね、精液です。精子です。

で、これがどうして体外に漏れちゃうのか。これが漏れるパターンは３パターンあります、セックスかオナニーか夢精です（いちいち説明せんでもわかるわな）。

要するに、仙道の初心者は禁欲しなきゃいけないってことなんですよ。セックスはパートナーがいないとできないのと、元精（げんせい）が漏れ出してしまうデメリットもあるので躊躇する人もいるかと思うが、オナニーや夢精に関しては、まあほとんどの男性諸氏は体験していると思う。

オナニーや夢精ぐらい勘弁してくれよと思われるかもしれないが、絶対に精を漏らすなというのが仙道の初心者には口を酸っぱくして言われるのだから、基本的に、漏らしてはいかんのだ。どの程度、漏らさずにいればいいのかというと、最低３か月以上が目安となる、はいこの時点でもう９割９分９厘の男性がドロップアウトでしょうな。

３か月も射精するなと？射精障害になったらどうする！？と憤慨されるかもしれない。

どうも人によっては禁欲、つまりオナ禁というやつだが、３日と持たない人もいるらしい、ネット上では、「俺はオナ禁１週間達成した！」「なんの俺は２週間だ！」「いやいやまだ甘い俺なんて１か月」とかとかオナ禁の長さを報告している人たちがいますが

全然、もうね、次元が違いますよ、俺とはね。はっきり言ってお話になりませんよ。

ぶっちゃけ俺は３０年以上オナ禁してますけど何か？

まあ、要するにオナニーというものはしたことがないということです。あ、夢精はありますし、勃起もしますので射精障害ではありませんよ。

エロに対する抵抗がなくなっていくとき、それは死に対する抵抗がなくなっているということでもあるんですよ。

体力と性欲の強さは正比例するので、性欲が弱いってことは、体力もないんだろザコが、と思うかもしれないが、俺は性欲を抑えてるだけで、無いわけじゃないですからね。確かＷ．Ｅ．バトラーの著作に書いてあったと思うが、魔術の修行者は、性欲を抑えて完全にコントロールできるようにならねばならない、と。興奮することもできるし、しないこともできる、それが自由意志の獲得ということだと。

だとすれば、異性のパートナーもいなけりゃ、経済力もない、そんな状況で無駄に興奮すること自体が無駄なわけで、無駄なことをしてるのだから改善しましょうよって話です。３０歳まで童貞だと魔法使いになれるというジョークがありましたが、あれは逆に言うなら、３０歳までセックスやオナニーを我慢できるなら、それだけの意志力を鍛え上げたなら、魔法修行をする資格があるということです。と俺流に解釈しました。

さて、そうは言っても、毎日、疲れるばっかりで無刺激で退屈な毎日を送っていれば

必然的に意識は、強力で原始的な欲求を満たそうとするものです。

なので精を漏らしてしまった場合、どう対処するべきか、を教えましょう。