人は皆、死ぬことを考えて生きている

日本人の平均寿命、現在は男性は８１歳、女性は８７歳、らしい。

そこで、たいていの人間は、俺はあと何年くらい生きられるのか、平均寿命くらいまで

生きられたらいいなぁ、とか、あるいは、いや平均寿命＋１０年くらいまでは生きたいとかなんとか思うわけですよ。

ってことは、要するに、人は皆、死ぬことを考えて生きてるっていうことですよね？

そう、自分で決めてるんですよ、死ぬことを。別に誰も、死んでくださいって頼んでないんですよ、８０歳までに死んでくださいとか、せめて１００歳までに死んでくださいとか誰かに頼まれたことないですよね？自分で決めてるんです。

だから死ぬんだ。自分で死ぬことを決めているから。

何を馬鹿なことを言っているんだ・・人が老いて死ぬのは自然の摂理じゃないか、と

あなたはきっと思うだろう。先祖代々、皆、死んできたんだから、自分も死ぬのは当然だと考えているかもしれない。だが、地球で一番最初に魚が足を生やして陸に上がったとき、その魚は、今まで誰も足を生やして陸に上がったことなどないから無理だ、と考えただろうか？その魚の親も、先祖も、間違いなく、誰も成し遂げてなかったことを、最初に陸に上がった魚は、やった。つまり前例なんてはなから必要ないってことですよ。俺の場合、死ぬことに全くリアリティを感じてないんですよね。死ぬことを目指して生きてる人たちは、なぜ生きてるんですかね。死にたくない、死にたくないと言いながら、自殺しているんですよ、人間というものは。